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神近大輝

センサを活用した腹筋トレーニングの効率化

概要

近年,コロナ禍の影響でジムに行きトレーニングするよりも自宅で行っている人が増加している.
トレーニング部位は様々だが,中でも腹筋を鍛えることで脂肪燃焼効果が高まり,ポッコリお腹の解消と同時に体脂肪も減らすことができること,基礎代謝が上がり,生活習慣病の予防ができること,背筋が真っ直ぐとなり姿勢改善に繋がることなどのメリットが多々存在する.
基本的にトレーニング自体 1 人でも可能だが,効率よく腹筋に負荷をかけることは困難という声が多数ある.
よって,本研究では腹筋に焦点を当ててセンサを活用し,腹筋トレーニングの効率化を検討する.

担当教授からのコメント

末田 欣子
本研究は,腹筋のトレーニング中に加速度センサを用いて足の傾きを計測し,筋電位センサを用いて腹筋の筋電位の変化を計測することによる効率的なトレーニングのためのデータ可視化についての研究である.
腹筋にも腹横筋,腹斜筋など多くの種類があり,筋電位センサの取り付け位置には苦労していたが,複数の被験者に実験してもらうことで,筋電位の変化を可視化することで,必要な筋肉が使えていることを確認できた.
また,足の傾きの変化を音で通知することで正しいフォームに近づけるように示唆することができた.
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