Microbitを活用した教育イベント

夏休みに小中高生を対象としたMicrobitを活用した
プログラム体験を学生が主体となって開催

情報学科では、電子情報通信学会の教育イベント公募に毎年参加しています。
今年度はコロナ禍により、オンラインでの初の取り組みとなりました。 今年も「IoTを身近に感じて、プログラミングを体験しよう」と題して、2日間にわけて実施しました。

オンラインでの開催のため工夫したことは、3つあります。
まず、Zoomを含めたオンラインでの操作に慣れてもらうために1日設けたこと、 2つ目はプログラミング体験の素材をゲームとし、好みに合わせて選択できるようにMicrobitだけでなく、Scratchの作品も含めて6種類準備したこと、 3つ目はプログラミング体験のための各素材をレベルに合わせて選択できるように基礎編と応用編の2種類準備したことです。
2~3人のグループに1人の学生サポートを配置し、多くの学生が教える難しさと楽しさを実感しました。 参加してくれた中高生からも参加してとても楽しかったという声を聞くことができ、 プログラミングに興味をもち、楽しいという思いを持ち続けて、学び続けてくれると嬉しく思います。

学生サポートとして協力してくれた学生も社会と実際につながる体験を通じ、新たな課題を発見し、 主体的に課題解決に取り組むスキルを向上することができ、この経験をその後の学習や卒業研究につなげています。 オンラインのプログラミング教育の難しさも体験でき、まだまだ創意工夫が必要であることを議論でき、実際に体験したからこそ、 見えてきた問題も多々あるので、次回につなげていきたいと思っています。

本イベントは、電子情報通信学会東京支部のご支援により、実施できました。