レストラン「TOUMAI(トゥーマイ)」アプリケーション開発

人文学部国際コミュニケーション学科と情報学部情報学科の学生が協働して、 八王子市・高尾にあるレストラン「TOUMAI(トゥーマイ)」に向けてアプリケーションを開発しました。 本プロジェクトは、「TOUMAI」様にご協力いただき、国際コミュニケーション学科の国際的な視野と情報学部のIT技術を合わせてアプリケーションを開発し、 TOUMAIレストランが提供するジョージア原産のワインを対象としたプロモーション企画・実施に取り組みました。 活動としては国際コミュニケーション学科の学生がジョージア産のワインについてBritish Teaching大学の学生と オンライン・ツールを用いたディスカッションを通して情報収集を行います。 そこで得たジョージア産のワインに関する情報や素材を用いて、情報学科の学生たちがVirtual Reality,Augmented Reality,Projection Mappingのアプリケーションの開発を行いました。 開発したアプリケーションはTOUMAIのオーナー様にプレゼンテーションを行った後、実際にTOUMAIレストランにてアプリケーションの運用まで行いました。

 

1. Virtual Realityを適用したナレーション付きジョージアワインの生産地の観光

ジョージア産のワインについて360度の画像を見ながらナレーションによって歴史や製法について詳しく知ることができる。 例えばジョージアワインはクヴェヴリという大きな壺に潰したぶどうを皮ごといれ発酵及び熟成させて作られるが、 クヴェヴリを見ながらナレーションを聞くことでワイナリーに訪れたような体験ができる。

2. Augmented Realityを適用した伝統的な宴会「スープラ」の体験

ジョージアでは「スープラ」という伝統的な宴会がある。
スープラでは音楽を聞きながらときにはダンスを鑑賞しながらワインを楽しむ。 こちらのARアプリでは、ジョージアの伝統的な音楽が流れ、ジョージアの民族衣装である「チョハ」を着たキャラクターがダンスを披露する。
日本のレストランにいながらちょっとした「スープラ」を体験し、ジョージアワインを楽しむことができる。

3. Projection Mappingを用いたジョージアワインの生産地の地域を知ることができるインタラクティブ・システム

ジョージアの首都であるTbilisi(トゥビリシ)の地図が額縁に表示され、 地域の建築物や風景が映し出されることでジョージアワインの生産地の地理や文化を理解することができる。
ユーザーがテーブルユーザーインターフェース上のアイコンを動かし訪れたい地域を指し示すことで操作できる。