明星大学情報学部情報学科

カリキュラムCURRICULUM

基礎ゼミナール
(1年生)

『基礎ゼミナール』では情報学部への導入として、能動的な学びの姿勢を身につけてもらうことを目指して、座学だけでなく自ら頭をつかい、手を動かしながらのアクションを通じたアプローチを中心とした講座が用意されています。

基礎ゼミナールA(フラッシュ分野)
担当教員:横山 真男 他

インターネットコンテンツは日々進歩しています。webサイトを開けば、音楽や映像が流れたり、マウスをドラッグするとアニメーションが動き出したり、 それらのよく見かける機能の多くはFlashによって作成されたものです。どうして動くのだろうと思ったことはありませんか?

意外に知られていませんが、FlashはWeb以外の表現用途でも使われています。例えば、企業のプレゼンテーションムービーなどでも、イメージのクオリティを上げたいときに活躍します。 基本さえ押さえてしまえば、誰でも作成可能! 表現力が豊かなツールとして、個性を活かしたコンテンツの創造が可能なFlashを体験してみませんか?

  • 仲間とは違うWeb表現を発信しよう

    Masao Yokoyama横山 真男

いつも見ているwebサイトの裏側を知りたいと思ったことはありませんか? インパクトの強い魅惑的なコンテンツには最新のテクノロジーが使用されています。 洗練されたコンテンツを作成してみたい人は、ぜひFlashを学んでみるといいでしょう。Flashは動きのあるビジュアル表現を可能にするWeb制作ソフト。 業界のスタンダードとして、プロのクリエイターも数多く利用しています。授業では、Flashアニメの原理を基礎から理解することがきます。 理解が進んだ学生は、双方向コミュニケーションが可能なインタラクティブなwebサイトの作成にも挑戦します。仲間に差をつけるWeb上の表現にチャレンジしてみませんか?

基礎ゼミナールB(ロボット分野)
担当教員 飯島 純一 他

皆さんは「ロボット」と聞くと、どのようなものを想像しますか?人間の姿をした二足歩行のロボットを思い浮かべる人が多いでしょう。 実は、形はさまざまで、人型とは限りません。目的の作業・操作をコンピュータの指令により、コントロールされて行う機械や装置の総称をロボットと言うのです。

人間が運べない重い荷物や精密な作業、危険な仕事など、多くのロボットが産業界では活躍しています。掃除、洗濯などを代行してくれる家庭用ロボットの開発も進んでいます。 今後は、介護や医療の現場でもロボットの担う役割は増えることが予想できます。ロボットは、私たちの日常と切り離せない存在になっていくでしょう。

  • めざましく進化する技術を楽しもう!

    Jyunichi Iijima飯島 純一

今や人に代わってロボットが仕事をしてくれる時代。私たちの生活に密着したロボットの例を挙げると自律移動式の掃除機が挙げられるでしょう。 部屋の形や障害物センサで察知し、掃除機自身が考えて移動します。 こういったロボットの基盤となっているのが、基礎ゼミナールで勉強する「システムの最適な動作を実現するプログラミング」。そこにさまざまな技術や工夫が加わり、精度の高いロボットが完成します。
近年、技術がめざましい進化をとげています。数年前まで不可能だった技術が、今は当たり前になっていることも。しかし、現状が技術の頂点でありません。まだまだ向上の余地はあります。 可能性は無限大。ぜひ皆さんにもさまざまな挑戦をしてもらいたいと思っています。

基礎ゼミナールC(ネットワーク分野)
担当教員 渡辺 晶 他

「いつでも・どこでも・誰とでも」互いが自由につながりあう本格的なユビキタス社会に向かうこの時代。 いまやネットワークは「人と人」、「人と企業」、「企業と社会」を架け橋する社会インフラとして、欠かすことのできない情報動脈として、日進月歩の進化が続いています。

そして、ブロードバンドとその上を走る豊かなコンテンツ、さらにそれを活用するためのデバイスが三位一体となった技術革新が進行。 固定通信と移動通信、さらに放送が複合化した新しい文化が産声を上げ始めています。そんな新しい文化の実現を支える存在が、ネットワークなのです。

  • めざましく進化する技術を楽しもう!

    Akira Watanabe渡辺 晶

固定/移動電話や情報通信、放送など通信の複合化が進む中で、家電品やオフィス機器、住宅設備など、 私たちの暮らしやビジネスを取り巻くあらゆるものにインターネットの住所であるIP(Internet Protocol)アドレスが振られ、高い自由度をもったネットワークにつながる「オールIP」時代が到来しつつあります。 そんな次代を牽引する若い世代の皆さんは、家電品やスマートフォン、ゲームなど、あらゆるモノに満足せず、より高い機能や利便性を求める姿勢を保ち続けてください。 というのも、現状の問題点を発見し、不満への解決策を探る視線こそが、技術の進歩や今まで存在しなかった新たな製品を生み出す源泉力だからです。

プログラミング序論
(1年生)
担当教員:中島 由美 他

『プログラミング序論』では情報通信を根底から支えるプログラムを基礎から修得するために、多くの課題をこなすアクティブな授業を展開。
指導教官の他に各クラス2〜4名のアシスタント・チューターがつき、親身な指導を実施します。

ICTの開花を支える基盤技術として
プログラムとは、コンピュータに対する命令(処理)を記述したものです。その記述にはコンピュータのための言語が用いられますが、本講座では、 プログラマ人口も多く自由度や実行速度の面でも優れた「C言語」を、プログラミングが初めての人にも分かるように、基礎から学んでいきます。
私たちの周囲を見渡しても、住宅設備や家電品、携帯電話やゲームに至るまで、あらゆるものがプログラムでその機能を実現しています。 プログラミング技術はICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)の基盤を築く大切な要素であり、将来どちらのコースに進むにしても必須の技術です。
  • プログラミングの思考方法と基礎的技術を修得
    整数の四則演算に始まり、ある条件を満たしているか否かで、次に実行するコードを切り分ける「条件分岐」。大量の同一処理を簡潔に実行させる「反復」。 1つの変数(データの入れ物)名を使って、複数の記憶領域を管理する「配列」まで、ロジックの組み立て方やその記述方法の基本を修得します。
  • 作品づくりを通じて個性的で豊かな創造性を刺激
    求める処理を実現させるためのロジックを考え、それを命令として記述するには自らの手を使って繰り返し実習することが大切です。 そこで、毎回徐々に難易度を高めた課題を元に、自身の力で解決を図ります。コンピュータが命令通りに動作した時の達成感を、ゲーム感覚で楽しんでください。
  • 物事の背後に想像力を働かせる。

    Yumi Nakashima中島 由美

いま、私たちの暮らしを取り巻くあらゆる場面でコンピュータが活躍しており、その背後ではプログラムが動いています。 AV器機でも家電品でも、ゲームでも…、興味のある分野に注目して、「プログラムがどのように役立っているのか?」に思いを馳せてみてください。 そして例えばゲームなら、遊ぶのも楽しいけれど、自分で作ったらより深い楽しみ方ができるのではないか…、と一度逆サイドからの視点で、見つめ直してください。 自分の興味範囲を限定するのではなく、さらにその周辺にも目を向けてみると、楽しさや面白さがもっと拡大していくはずです。好奇心を糧に、自己の世界を大きく広げてください。

情報学実験基礎
(2年生)
担当教員:尼岡 利崇 他

『情報学実験基礎』ではJAVAとIOSアプリ開発入門として、プログラミングと実験を行います。最新技術と豊かな発想が、何よりの財産です。

常に持ち歩く携帯端末として

いまや、生活に不可欠なライフラインとなった携帯電話は、通話はもちろん、インターネットを介して様々なサービスを利用することができています。 まさに最も身近に持ち歩くコンピュータとして様々な役割を果たしています。

特にスマートフォンの進化は著しく、マルチタッチパネルやGPS、傾きセンサ、加速時計、電子コンパスなどのインターフェースを搭載。 開発環境が一般に提供され、ゲームはもちろん私たちの日常生活をより楽しく、便利にしてくれるアプリケーション開発の可能性が、大きく拓け始めました。

  • 便利で楽しく、使いやすい。そんなアプリ開発のために…
    身近な情報端末であるスマートフォンには、誰もが簡単に使える直感的でインタラクティブ(双方向性)な操作性が、求められます。 そこで、さらに暮らしを豊かにしてくれる新たな機能を創造しながら、画面デザインや色遣いなどにも気を配る必要があるのです。 本講座では、プログラミングはもちろん、感性工学や色彩心理学、アートなどを総動員したクリエイティビティの育成に努めています。
  • 作品づくりを通じて個性的で豊かな創造性を刺激
    最初は、Javaを単純化して、難しい手順を踏まなくても直感的にグラフィックが形成できるビジュアルデザイン用プログラミング言語『Processing』で実際の「作品」を築きます。 自分たちの発想が、スケッチを描くようなイメージでカタチになっていくので、モチベーションもアップします。 アプリづくりの楽しさを体感して貰うために、習った技術を元に自分の作りたいアプリのアイデアを出し、最終課題として制作します。 4年次でより高度な創作を行うための素地づくりを進めていきます。
  • クリエイティブな「遊び心」を大切に

    Toshitaka Amaoka尼岡 利崇

このコースを目指すみなさんに持って欲しいものは好奇心です。新製品や新技術には常に興味を抱き、「その裏側はどうなっているんだろう?」という、気持ちで目を向けてもらいたいものです。
この授業では、スマートフォン上の時計のデザイン変更を課題にしていますが、学んだプログラミングやシステムの知識を利用しながら、固定観念や常識に囚われない自由な発想で、「自分にしかできない世界」を広げて欲しいと思います。 時代と共に進化し続けるデジタルクリエイトに、あらかじめ設定された「正解」はありません。まず発想を膨らませた上で、それを実現するための技術の必要性を感じて貰いたいですね。

情報学実験 I
(3年生)
担当教員:長 慎也 他

「情報学実験 I 」では、プログラムをより実践的に活用する能力を養うために、機械の動作や人の操作を解析し、処理し、制御する方法を体験的に学んでいきます。

プログラミングと現実社会

プログラムは、コンピュータやゲーム機の上だけで動いているわけではありません。身の回りのあらゆる機械の動作は、今やプログラムによって制御されています。 受け取った外からの信号をどのように処理し、意図した通りに動作させるか、それはプログラミング技術を学ぶだけでは会得できません。 実際に動く機械を操作させてみたり、実際の携帯端末で動作するアプリを作成してみたりして、目で見て、触って、感じて、深く考えることが必要です。
「情報学実験 I 」では次のような楽しく身近な題材を用意し、学生の主体的な学びのお手伝いをしています。

・プラレールの自動運転を制御する(組込みシステム)
・Android アプリを作成する(スマホのセンサーを活用)
・ロボットを制御する(UML によるモデリングの設計)

  • 設備と環境
    実験で使用する教室は、テーマごとに別に用意され、一人一人が余裕を持って活動できる十二分な広さを備えています。 また、実験の機材も全員に行き渡るようになっており、個人の特性に応じた学びと、意欲や創意工夫を生かした実験を行うことができます。
  • 学びの成果を確かなものに
    実験結果を正しく記録すること、文章としてまとめること、十分な考察をすること。 実験で体験的に得た知識や技術は、アウトプットして初めて、自らの能力として確かなものになります。 ですから、「情報学実験I」ではレポート作成が課せられ、評価、指導されます。 将来社会で活躍する際にも、報告書や技術文書の作成といった数多くの場面で生かされることでしょう。
  • 自分の頭で考え、形づくる

    Shinya Cho長 慎也

実験は、数ある科目の中でも特に予習復習が重要となる科目です。与えられた課題に受動的に取り組むのではなく、自分の頭で考え、試行錯誤しながら積極的に取り組む姿勢と力が求められます。