本学で学ぶことで得たことを教えてください。
私は実は入学時は理工学部機械工学科だったんです。明星大学には全学部共通の講義があり、そこでいろんな学部の人と話したり他の学科のことを知るうちに、自分の目指す専門性は情報学部の方かもしれないと思い、2年生から転部しました。
明星大学で得たことは、知識はもちろんですが、大学ならではの大勢での授業を受けたり、友人とコミュニケーションを取りながら学べた経験が大きいです。教員や職員の方と話す機会も多く、多くの人と関わることで人間的にも成長したと感じています。
明星大学は、みんな仲が良いんです。講義の間に友人と図書館に行ったり、キャンパスを散歩したりしてよく過ごしました。このキャンパスは豊かな自然に囲まれていて、散歩して眺めているだけでも楽しい場所が多いんです。
印象的な授業またはプログラムを教えてください。
通信工学系の授業などは、特に大きな講義室で、大勢の学生と一緒に受けたので印象的でした。その授業を担当されていた先生がIoTセキュリティの専門家で、その面白さに取りつかれて、その先生のゼミにも入りました。今思うと、就職内定を決めた企業もセキュリティ系ですから、面白いと感じた方向に進んだことは正解だったと感じます。
他にも楽しいと感じたのは、自分のPCに環境構築をする授業や、グループで共同開発する授業などです。作りたいものを作るということがとにかく有意義で、オブジェクト指向言語の授業ではJavaというプログラムを使って、ブラックジャックというトランプゲームをPC上で開発しました。こうした授業は、決められたテキスト通りに進めるのではなく、友人と相談しながらプログラミングを作り上げる授業でしたので、複数人で試行錯誤しながら成し遂げる経験は社会人に近いものかもしれないと感じられ、とても達成感がありました。
就職活動を振り返ってみていかがですか？
就職活動は3年生の春頃から始め、まずは地元の大企業のインターンシップに参加しました。夏休みの面談やグループディスカッションに参加させていただき、秋には会社見学をしたり、早期選考なども受けさせていただきましたが、まだ他の友人もインターンシップに行っていない頃に始めたため、最初はどうしたら良いのか分からず苦労しました。キャリアセンターに相談しながら手探りで過ごしていたのを覚えています。キャリアセンターは、インターンシップの紹介もしてくださいますし、面接練習や履歴書の添削などもやってくださり、私の友人もよく活用していました。
このインターンシップの経験は自分の中ではとても大きく、他大学の人ともコミュニケーションを取りますので、学ぶことが多かったです。
おかげさまで、東京の第一志望としていた企業、IIJから内定をいただき、就活は意外とスムースに終了しました。
内定をいただけ理由は自分では分からないのですが、面接の時に明瞭に話したり、できるだけ笑顔でいるよう努めたり、自分がこれだけすごい人間なんだぞって頑張ってPRするよりは、周囲との連携力をPRしたのが良かったかもしれません。そうだとしたらまさに大学の授業やインターンシップの経験が生きたと思います。
これから明星大学に入ってくる後輩にアドバイスを！
何を大学で学ぼうかと考えた時に、もし自分の興味があることを見つけたら、まずは早めにオープンキャンパスで大学を見てみることだと思います。大学の授業に自分の好きなことは見つけられると思うので、いろいろと興味があれば早いうちに触れていくことが大事だと思います。明星大学は1つのキャンパスに多くの学びが重なりあった魅力あふれる大学だと思います。学びたいことは必ず見つかります。ぜひみんなも頑張ってください！