FACULTY

教員紹介

菊池 康太 KIKUCHI Kota

実世界指向メディア研究室

実世界とデジタルを融合し、人とコンピュータの未来を創造する研究

専門分野

  • ヒューマンインターフェース
  • インタラクションデザイン

研究テーマ

実世界指向インタフェース
ユビキタスコンピューティング
サイバーフィジカルシステム
デジタルメディア表現
デジタルファブリケーション

研究分野とその概要

従来の人とコンピュータの関わり方とは異なる未来を創造し、現実世界と仮想世界をつなぐ技術や、実世界とデジタル情報を融合する技術について研究します。

現実空間と仮想空間をつなぐ研究

AR・VR技術の発展により、私たちの生活環境は現実空間と仮想空間の境界が曖昧になってきています。セカンドライフやメタバースにより仮想空間での生活時間が長くなり、デジタルサイネージや家庭用ロボットなどを通じて、現実空間にデジタル情報が常に存在し続けています。そのため、仮想空間で快適に過ごすにはどうずれば良いか、現実空間で直感的に仮想情報を扱うにはどの様なインタフェースが良いかを研究します。

実世界とデジタル情報を融合するメディアの研究

実世界にデジタル情報を表示するメディアとして、現在ではテレビやスマートフォンなどが主流ですが、VRゴーグルやスマートウォッチなども普及し始めています。今後さらに情報技術が発展した未来において求められるメディアのあり方を探求します。

人と機械の関わり方についての研究

人が機械(コンピュータ)と関わるときは、人が機械を介して情報を触る・操作するときと言えます。主にマウスやキーボードを使っていましたが、スマートフォンのタッチパネルや音声入力も主流になってきています。またAIの登場によりコンピュータと関わる際の振る舞いも変化しつつあります。 この様に、時代やテクノロジーの進化に伴い、人が機械を介して情報に触る・操作する方法は変化し続けています。本研究では、その変化が人の行動や体験に与える影響について探求します。