VOICES

先輩たちの声

多くのインターンに参加することで業界を知り、自分が働くイメージと合う会社に出会いました。

K.Fuka

2023年度卒業 /
システムインテグレーター / システムエンジニア

本学で学ぶことで得たことを教えてください。

大学で得たことは、授業で分からないことはそのまま放置せず、しっかり調べて完結する習慣を身につけたことです。大学1年生はコロナ禍で始まり、分からないことを気軽にいつでも相談できる環境ではありませんでした。そのためインターネットで調べ、自分で復習する習慣を身につけ、分からないことを残さないように意識していました。自学自習により理解が深まってくると、自然と授業に対しても前のめりになれて、充実感は増していきました。コロナ禍では不安も多かったので、SNSで同級生と連絡を取り合い、オンライン授業やグループワークを通じて友人とのコミュニケーションもできるだけ取るようにしていました。仲良くなった同級生と遊びに出かけたりし、最初は人見知りだった私も大学生活を充実させるためにコミュニケーションの面でも成長していったと思います。

印象的な授業またはプログラムを教えてください。

プログラミング演習が一番印象に残っています。プログラミングを大学に入って初めて体験する授業でした。PythonやC言語について初歩的なところから始めてすごく楽しかったのを覚えています。もちろん段々と応用になるにつれて難しくなり辛さも出てきたのですが、分からないところは授業外でも自分で調べていくうちに次第にコードを書くのも楽しくなっていき、長期休みがあれば新しい参考書を買ってきて反復練習のように学んでいました。苦労したなという経験なのですが、それがまた思い出としては印象深くて、演習の授業はよく覚えています。3年になると、Pythonを使った顔検知プログラムの作成など、複雑な実験も加わってきました。三角形などの図形をプログラミングで動かしたり、顔を検知してモザイクをかけるプログラムを書いたり、そうしたプログラミングの実践的な考え方は、さまざまな職業や業界につながっていく可能性を秘めていると分かってきて、とても興味が湧きました。まだ当時はやってみたい仕事も決まっていない頃でしたので、情報学部で学ぶことにより、社会のいろんな職場で貢献していけると感じることは日々の原動力になっていました。

就職活動を振り返ってみていかがですか?

まず3年生になってすぐに企業実習という授業があり、就職活動支援の企業の方が登壇して就職活動について教えてくださる機会があったのですが、その時に採用率の厳しさを現実的に受け止めた私は、これはすぐに就職活動を始めた方が良いと感じ、6月には企業合同説明会に参加し、15社程度のインターンに参加していきました。ただ、いろんな会社に行ってみても、自分の働いている姿がイメージできず、立ち止まってしまいました。そんな時に大事だったのが自己分析でした。幼少期から今までの人生で楽しかったことや、嬉しかったこと。自分は一体どんな人間なのか。自己分析を掘り下げていくと、自分の興味が次第に掴めてきて、仕事との接点も見えてきました。私が最終的に絞り込んだのはITサービス事業の会社で、さらにアプリ開発を軸にいろんな業界に革新的なサービスを提供している会社でした。そうした気づきはきっと多くのインターンに参加したからこそ分かってきたことですし、早くから集中した自己分析のおかげだと思います。また同じITサービスという業種でも、会社によって当然マーケットが違い、企業風土も違います。それが実は大切な個性の違いだったりしますので、多くの企業を見て知ることは大事だなとも実感しました。結局、内定は10社中7社からいただいたのですが、大学の就職支援センターの面接練習でも質問への回答準備をしっかりしましたし、面接対策は自分でもかなりリサーチに時間を費やして準備しました。自分で調べる習慣もここで生きましたし、情報戦を制したと言えるかもしれません。

これから明星大学に入ってくる後輩にアドバイスを!

大学生になって環境が大きく変化することには不安もあると思いますが、明星大学情報学部には寺小屋というシステムがあります。寺小屋には常駐の先生がいて、何でも相談できますのでぜひ活用してください。私もコロナ禍が落ち着いたころから頻繁に利用するようになり、授業で分からないことから人生相談までしていました。また学部支援センターも親切で惜しみなくサポートをしてくれますので頼ってくださいね。明星大学は、綺麗な施設が多く、景色もいいので勉強するのに快適です。ぜひ皆さんもキャンパスライフを楽しんでください!