VOICES

先輩たちの声

3Dモデル、3Dプリンタ、
レーザーカッター、LEDライト、
プロジェクター、ARなどの
機材が揃っていて自由に使えます。

K.Isaki

2024年度卒業 /
国内自動車メーカー

本学で学ぶことで得たことを教えてください。

入学前は情報学部というと限られたコミュニティという印象があったのですが、実際に入学するといろんな学部や学年と絡む授業も多く、とてもオープンでした。全学共通科目を通して、いろいろな学部や学年の人とコミュニケーションをとることができました。
情報学科の科目であるプロジェクトの授業においても、学科の学生に加え、他学年や他学科とのグループワークがあり、その経験や学びが自身の成長へと繋がったように感じています。特に人文学部国際コミュニケーション学科の学生と一緒にハンガリーに行った経験は大きかったです。ハンガリー文化センターで展示するために、ハンガリーの観光名所を3Dモデルで再現する作品や、AR技術を見られるようにするインタラクティブメディアを作ったのですが、その撮影や情報収集のために実際にハンガリーに行くことになったんです。私たち情報学部生が360度カメラで撮影したり音声を収録したり情報収集を担当し、国際コミュニケーション学科生が会話の手助けをしてくれました。この海外経験では、自分の考え方がまだまだ小さいことも実感しましたし、都心から離れた村では英語を日常的に使う文化がなく、そういった方たちと必死でコミュニケーションを取っていく体験する中で、今までにはなかった積極性を身につけ、これから社会に出ていくためのスキルまで得たように思います。

印象的な授業またはプログラムを教えてください。

「プロジェクト実践」の授業が特に印象的でした。情報を使ったインタラクティブな作品づくりはとても楽しく、小さなマイクロコンピューターを使ってアート作品をつくることがとても楽しみでした。3Dプリンタ、レーザーカッター、LEDライト、プロジェクターなど、いろんな機材が明星大学情報学部には揃っており、自由に使えますので、デバイスをデザインしながらオリジナルの作品に仕上げていくのがとても楽しかったです。
私はプログラミングについて高校生までは全くやっていなくて不安もありましたが、明星大学ならば安心だと入学前から聞いていて、実際に入学すると本当に基礎から学ぶことができ、私でも大丈夫でした。また、上級生がスチューデント・アシスタントを担当してくれる授業も多いです。親近感が持てる先輩からのサポートはとても飲み込みやすくて助かり、本当に良い環境だなと感じました。先輩から「工程をまず紙に書いてみよう」と言われて書くようになった習慣は、今でも続いています。分からないことは手を挙げるとスチューデント・アシスタントの方や先生がすぐに来て教えてくれますので、みんな安心してください。

就職活動を振り返ってみていかがですか?

就職活動は3年生の夏から始めました。Webサイトで企業調査をしたり、企業が集まるイベントに参加したりして、気になるインターン募集があれば参加していました。業界は、特に車両メーカーに絞っていました。もともと家族みんな車が好きで、実家の車もマニュアル車で、私もその車を借りてドライブするのが大好きなんです。最近では情報技術を搭載している車両も増えてきていて、これからさらに楽しみな業界だと思ったのも理由です。その中でも内定をいただいた企業はどんどん新しい技術を取り入れていく企業風土があり、そこに惚れ込んでインターンへの参加を決めました。説明会も含めて何度か見学させていただくうちに、やりたいことがやれるようなチャレンジの企業風土を肌で感じ、本採用試験を受けました。面接官の方々も面白い方々が多かったです。ハンガリーでの経験や、作ってきた作品について興味深く聞いてくださり、実際に現地まで行った行動力や、新しいことにチャレンジしてきた経験は特に褒めていただきました。「ここには新しい技術を開発するための先行技術開発という部署もあるからチャレンジができたら良いね。」と言ってくださりワクワクしました。
ひそかな私の夢は、(入社した企業で)いつかスポーツカータイプの軽自動車を作ることです。その会社にまだないタイプの自動車の開発に携わることができたら面白いだろうなぁと思い描いています。

これから明星大学に入ってくる後輩にアドバイスを!

明星大学の情報学部は、何も知らなくても1から教えてもらえるので、学びたいという気持ちさえあれば大丈夫です!
情報に興味があるけど、他のことにも興味がある。そういう人は特にいいと思います。私は心理学が好きで、全学共通科目では心理学を履修しました。また、ワークショップにもたくさん参加できるので交流も広がります。私はデザイン学部が主催しているワークショップにも参加したのですが、そこにしかない技術や道具を使って自分がやりたいことをつくっていける経験も得られました。自分の学部以外の知見にも触れられるのはとても良いことだと思いますし、1つのキャンパスに多くの学部がある明星大学ならではの魅力だと思いますのでぜひ味わってください! オープンキャンパスに来た際は、受付のタッチパネルにも注目してくださいね。実はオープンキャンパスの来場者の動線調査をするプロジェクトがあって、私も関わらせていただきました。主に、来場者がリーダーにタッチするデバイスのデザインを担当し、当日の設置やメンテナンスも行いました。情報学部の学生が関わったデバイスなんだなぁと知って、面白いと思ってもらえたら嬉しいです!