研究活動

桑原明栄子准教授がHCI International 2025で成果発表を行いました

2025年6月22日(日)~27日(金)の期間、スウェーデンのGothenburg で行われたHCI INTERNATIONAL 2025 27th International Conference on Human-Computer Interaction にて、桑原明栄子准教授がイメージメディア研究室の学生および卒業生の研究の内容の一部を発表しました。

HCI Internationalは、ヒューマンコンピュータインタラクションに関する大規模な国際会議です。
イメージメディア研究室では、他の大学とも連携して仮想空間での芸術作品の鑑賞について博物館学、鑑賞環境の観点から研究を行っています。学会発表では、昨年に続きC&C: Culture and Computingセッションに招待を受けて、色の恒常性(※1)が写真やディスプレイモニター越しだと錯覚を起こすことに着目して、芸術作品を鑑賞する際に仮想空間上で設定される照明(光源)の色温度の影響が現実世界と違う印象を与えるのかについて、調査、実験を行った結果を報告しました。

この研究は研究室で引き続き研究を行っています。

 

(※1)色の恒常性
照明光の変更によって目に入る光の色が変わっても、脳には見ているものの色が同じ色として知覚される現象

Kuwahara, M., Sadakane, S., Itano, T., Hayashi, M. (2025). Color Constancy for Viewing Artworks in VR. In: Rauterberg, M. (eds) Culture and Computing. HCII 2025. Lecture Notes in Computer Science, vol 15800. Springer, Cham. https://doi.org/10.1007/978-3-031-93160-4_19

 

hci international 2025

桑原明栄子研究室