教員紹介

河辺峻 教授

教授   河辺 峻

Kawabe Shun

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研究テーマ: コンピュータアーキテクチャの研究、コンピュータシステム性能評価手法の研究

コンピュータアーキテクチャのアーキテクチャは本来、建築様式を意味する建築用語です。用途やニーズに合わせてプロセッサ、メモリ、ディスクなどを組み合わせ設計・製作されるコンピュータが、あたかも木材や石材、金属材やガラスなどの組み合わせでいく通りもの様式を実現する建築物と同じようであるため、いまではコンピュータの世界でも通用する言葉になりました。
人間が手作業でやると何時間も何日もかかりそうな作業を、それこそあっという間に処理してしまうコンピュータです。ものすごく難しい考え方をもとに、複雑な構造をもって出来上がった魔法の箱のように思っている人もいるのではないでしょうか。でも実は、基本構造も考え方も、驚くほど単純です。コンピュータアーキテクチャをきちんと学べばきっとわかります。
現在の専門分野: マルチコアコンピュータアーキテクチャ

授業紹介

コンピュータアーキテクチャ特論

データベースの処理において性能に与える影響について定量的に考察
Intel64を使用したLinuxのコンピュータシステムの性能評価技術に関するコンピュータアーキテクチャ特論。特にマルチコアコンピュータアーキテクチャが、科学技術計算やデータベースの処理において性能に与える影響について定量的に考察する。

コンピュータアーキテクチャ演習

コンピュータアーキテクチャ特論とセットで行う。C言語で性能評価ツールを開発し、各種のコンピュータで性能を実測して分析を行う。

研究室紹介

現在の代表的なコンピュータアーキテクチャであるIntel64を使用した、Linuxのコンピュータシステムの性能評価技術の研究を行い、システム性能評価ツールの開発を行っている。特に今後のあるべきマルチコアコンピュータアーキテクチャの研究についてて行う。対象はスーパーコンピュータ用およびデータベース用マルチコアアーキテクチャについて研究を行っている。
・ Intel64を使用したLinuxコンピュータシステムの構築
・ コンピュータネットワークシステムの構築
・ 上記システムにおける各種パラメータによる性能実測・ 性能評価ツールの開発と評価
・スーパーコンピュータおよび データベース用マルチコアアーキテクチャの性能評価

担当科目一覧

コンピュータアーキテクチャ特論/コンピュータアーキテクチャ演習